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運営者について

「企業が落とす理由」を書ける元エージェント。求職者と企業の、両方の席に座っていました。

作成:2026年10月31日/更新:2026年11月1日

経歴は申し分ないのに、書類で落とされる。その理由の大半は、実力不足じゃありません。書くべきことが、書かれていないだけです。
採用する側の席から、それを何度も見てきました。

IT特化の大手転職エージェントで、エンジニアの転職支援を4年。
求職者を担当するCA、企業を担当するRA、その両方を担う両面型。立場の違う3つの役割を全部経験し、平日は毎日3人のエンジニアと面談し続けてきました。
主戦場はインフラエンジニア。クラウド、ネットワーク、社内SE、ITコンサル。年収400万円の転職から、2,500万円クラスの転職まで、全国の現場を見ています。
求職者としてエージェントを使う側も経験済みです。使われる側のモヤモヤも、使う側の裏側も知っています。

支援のときの口癖は3つでした。

「言い切れ」
「嘘はつくな。でも、魅力的に見せる言い回しは使え」
「自分が面接官だったら、どう思う?」

このサイトも同じ流儀で書きます。
企業が書類のどこを見て落とすのか。なぜ担当者はその求人を勧めるのか。年収交渉で企業が出せる上限はどこか。求人票には書かれない側の話を、全部書きます。
事実は盛りません。市場価値は、盛るものじゃなく、正しく伝えて取り戻すものです。

転職を、勧めないこともある

支援の立場で、ずっと持っていた考えがあります。全員に転職を勧めるのが、支援の仕事だとは思っていません。経歴と市場の値段を並べて見れば、「今は動かない方がいい」「もう一段、今の場所で積んでから動く方がいい」と判断できる人はいます。そういう人にまで転職を勧めるのは、支援ではなく営業です。

エージェントの面談は、転職を決めた人だけのものではありません。自分の市場価値を測り、キャリアを見直すための作業でもあります。だからこのサイトも、転職を煽りません。転職は、得策とは限らない。まず、自分の市場価値を測れ。測った結果が「動かない」であれば、それも正解として扱います。売る側の都合で動かすのではなく、測る側の道具としてエージェントを使う。その使い方を書くのが、このサイトの立場です。

ある1日の動き

運営者が支援の現場で、平日にどう動いていたか。特定の会社や個人が分かる話は除いて、業務の流れだけを書きます。

  • 面談(カウンセリング):1日に3人のエンジニアと面談し、経歴の棚卸しと希望条件の確認をする。ここで聞いた「譲れる条件・譲れない条件」が、後の交渉の設計図になる。
  • 書類の添削:面談の合間に職務経歴書を読み、企業が判断できない箇所に印を付けていく。本人が当たり前にやってきたのに書いていない実績を拾い上げ、言い切る文末に直す作業。
  • 企業への推薦と、条件の調整:RAの席では、企業側の採用担当と「この人を面接に呼ぶ理由」をすり合わせる。企業がどれだけその人を取りたいか、出せる条件のラインがどこかを、この段階から読み始める。
  • 面接後のフィードバックと、妥協点の確認:面接が終わった求職者に連絡し、感想の回収、企業へ代わりに伝えることの整理、年収や働き方の妥協点の確認を行う。内定に向けた交渉の材料は、ここで揃う。

このサイトの記事は、この1日の繰り返しの中で見てきたことの一般論です。派手な裏技はありません。工程の一つひとつに、求職者が知らないだけで損をする場所がある。それを順に書いています。

このサイトでやらないこと

・前職で関わった求職者や取引先が特定される情報は書きません
・確認できない実績の数字は載せません
・根拠のない順位付けや、煽るだけの表現は使いません
・顔出しと実名は出しません。書いている中身で判断してください

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